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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

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田舎の紳士服店のモデルの妻 【宮下 奈都】

<読んだきっかけ>
この数年で、大好きになった作家さん。
新刊は絶対に読みたい!!
図書館に毎回、リクエストしてます。
 
 
<あらすじ>
梨々子は、4歳と1歳になる息子の母親。
恋焦がれて結婚した夫が、ある日「うつ病」を診断された。
 
夫は、自分の田舎でもある「北陸の一番目立たない県の県庁所在地」に引っ越したいという。
 
東京で生まれ、東京で育ち・・・
根拠は無いけど、ずっとこのまま東京で暮らすと思っていた生活が一変した。
 
妻として、母親として、、、
「北陸の一番目立たない県の県庁所在地」での生活が始まる。
 梨々子の10年。
 
 
<ネタバレ&感想>
なんだか、リアルでした。
等身大の女性。悩みも愚痴も不安も、、、等身大。
 
「北陸の一番目立たない県の県庁所在地」ってどこだろう??
って気になった。
宮下さんが福井県生まれらしいから、福井かな~~?
でも富山も、目立たないし・・・・(富山の皆さんゴメンなさい)
 
まぁ、田舎って程 田舎でもないし。都会って程 都会でもない。
この、中途半端さがリアル~~~!!って自分と似ていた。
私も埼玉のチョット田舎に住んでいるが、、、「田舎」って程、田舎じゃないし都会でも無い!!
うん。中途半端なのよねぇ 
でも、私はココでの生活は好きですよ。
 
話が反れました本書に戻ります。
夫が「うつ病」になり、田舎で暮らす事になった。
まだ、手のかかる2人の息子とともに・・・
根拠は無いけど「ずっと東京で暮らすと思っていた」
「でも、東京で暮らしていて この先どうなっていたの?」と思う。
東京でのママ友との薄っぺらな付き合い、など悩みはたくさん。。。

そして、田舎に引っ越して・・・
夫の鬱は治らないし、「この先どうなるの?」って思う。
息子も、、、
2人、同じ様に育てたのに全く個性が違う。
次男は無口すぎるし・・・小学校に通うようになってからは、度々呼び出しをくらう。
 子育てに、夫の病気に、、、これからが不安でいっぱい。
 
って梨々子の、心の揺れが丁寧に描かれていた。
微妙な揺れ・悩み・・・すんごく繊細だった。
 
ただ、全てが梨々子の目線で描かれているので、途中でチョット苦しくなった。
酸欠の金魚みたく口をパクパク・・・

モヤモヤが濃すぎて、ダークになってしまった。
 
そして、田舎でいろいろ経験し、、、梨々子はある結論にたどり着く。
その答えは・・・(気になる方は本書を読んで下さい)
ふふふ・・・そんなの前から分かってた事じゃない!って
10代・20代と彷徨い、「自分」が見えなくて・・・
少しずつ分かってくるモノ・見えてくるモノがあると思う。
 
そんな感じです。
 
自分が彷徨ってる最中に本書を読んだら間違い無く★5つです。
 
でも、今の私は 本書のラストの梨々子だと思うので・・・★は4つ。
20代の、迷える子羊ちゃんにお奨めです!!
お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆


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最終更新日 : 2019-08-11

No title * by macska
50代の好き勝手している失業中のオヤジには如何でしょう?(笑)

>でも、今の私は 本書のラストの梨々子だと思うので・・・

云いきってますねぇ、さすがリア充のわぐちゃん(笑)

No title * by kao*ae0**5
これ、面白そうだねえ。
他人の悩みって、他人から見ると答えがおのずと出てくるだろ、ってもどかしく思ったりするけど、当人は大真面目なんだよね。
特に男には、女の悩みなんて大したことないらしい。

No title * by わぐま(*^。^*)
リア充のマチカさん(笑)
本書、マチカさんには・・・合わない気がしますね~~。
多分、マチカさんの娘さん世代に合いますよ。

20代の頃、いろいろ彷徨っていた自分に読ませたい気分でした。

No title * by わぐま(*^。^*)
かおこさん。
男女の違いで、悩みは違いますよね~。男の悩みのよく分からない時あるし^^;
本書ね~~~。なんとなく、、、ですよ。
かおこさんはイライラしそうな気がします。
あぁ~~でも、子育て独特の悩みは、共感出来るかも!??
20代~30代の女性が丁寧に描かれてましたよ。

No title * by tomoko
この本、ちょっと前の王様のブランチで特集組まれてて知りました。宮下さんもその時に初めて知ったんですけど、わぐまさんが読まれてるなら私も読んでみようと思います!

No title * by わぐま(*^。^*)
TOMOKOさん。嬉しいお言葉ありがとうございます。
宮下さん。私は好きなんですよね~~~。表現の仕方とか、感性とか・・・私には合うみたいです。江國香織さんとか、と似ている気がします。
でも、本書ね・・・。チョットダークですよ^^;
高校生の青春ストーリーとかが受け入れられるなら「よろこびの歌」とか良いかも。
ちなみに私は「遠くの声に耳を澄ませて」が一番好きです。

TOMOKOさんに合わなかったらゴメンなさいね。

No title * by -
宮下さんの作品はまだ読んだことがないんです。うちの図書館においてない!もう!
とちょっと怒ってすみません。
梨々子の結末はちょっと予想がついたんだけど、40代の私はいまだに彷徨い中。梨々子の心境にまでは、まだまだ到達できそうにありません(苦笑)

No title * by わぐま(*^。^*)
宮下さんの本を置いてない図書館多いですよね^^;
「コイノカオリ」ってタイトルの本に、宮下さんの作品が入ってましたよ。アンソロジーっていうのかな??いろいろな作家さんの作品が入ったヤツです。
本書は、誰もが考えるであろう、悩みが描かれてますよ。だから、途中でキツクなってしまったのかな?

No title * by 紅子
実は読んでます(てへ^^)。既に返却したのですがその前にメモだけは残しました。近いうちに記事にはしようと思っていますが・・・そんなメモがたまっているんだなぁ(苦笑)。
私は夫のことよりもタイプの違う子どもたちのことでガシガシ心を鷲掴みでしたよ。学校から呼び出されたときのこととか。ボロボロ泣きながら梨々子の対応を読みました。あとはアサヒとのこと♪私だったらその時の勢いにもよるけど、一緒に行ってしまいそうだなぁ(おいおい^^;;)。梨々子の決断は泣きながら読んでしまいました。
おお、私も立派な宮下さんファンになってきたかな?!^^

No title * by わぐま(*^。^*)
早く、紅子さんの記事読みたいです~~!!待ってますよ!!

同じ様に育てたのに、全く違う性格の2人の子供。。。
切なかったですよね。私も胸がグググ・・・ってなってました。↑で触れようかと思ったけど、書いてたらもの凄い量になってたので、諦めましたけど^^;
アサヒの事ね~~。分からんでもないけど、「どうよ??」って思ったなぁ~~。でも、逃げたくなる気持ち分かるわぁぁぁ・・・

紅子さんも宮下さん読んでいると思うと嬉しく思います。
でも、本書って新刊なのに・・・さすが早いですね~~。

クマがキリンにならないように、、、紅子さんの記事待ってますね^^

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No title

50代の好き勝手している失業中のオヤジには如何でしょう?(笑)

>でも、今の私は 本書のラストの梨々子だと思うので・・・

云いきってますねぇ、さすがリア充のわぐちゃん(笑)
2010-11-29-19:56 * macska [ 返信 * 編集 ]

No title

これ、面白そうだねえ。
他人の悩みって、他人から見ると答えがおのずと出てくるだろ、ってもどかしく思ったりするけど、当人は大真面目なんだよね。
特に男には、女の悩みなんて大したことないらしい。
2010-11-29-21:28 * kao*ae0**5 [ 返信 * 編集 ]

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リア充のマチカさん(笑)
本書、マチカさんには・・・合わない気がしますね~~。
多分、マチカさんの娘さん世代に合いますよ。

20代の頃、いろいろ彷徨っていた自分に読ませたい気分でした。
2010-11-30-08:54 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

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かおこさん。
男女の違いで、悩みは違いますよね~。男の悩みのよく分からない時あるし^^;
本書ね~~~。なんとなく、、、ですよ。
かおこさんはイライラしそうな気がします。
あぁ~~でも、子育て独特の悩みは、共感出来るかも!??
20代~30代の女性が丁寧に描かれてましたよ。
2010-11-30-08:56 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

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この本、ちょっと前の王様のブランチで特集組まれてて知りました。宮下さんもその時に初めて知ったんですけど、わぐまさんが読まれてるなら私も読んでみようと思います!
2010-11-30-09:01 * tomoko [ 返信 * 編集 ]

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TOMOKOさん。嬉しいお言葉ありがとうございます。
宮下さん。私は好きなんですよね~~~。表現の仕方とか、感性とか・・・私には合うみたいです。江國香織さんとか、と似ている気がします。
でも、本書ね・・・。チョットダークですよ^^;
高校生の青春ストーリーとかが受け入れられるなら「よろこびの歌」とか良いかも。
ちなみに私は「遠くの声に耳を澄ませて」が一番好きです。

TOMOKOさんに合わなかったらゴメンなさいね。
2010-11-30-09:53 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

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宮下さんの作品はまだ読んだことがないんです。うちの図書館においてない!もう!
とちょっと怒ってすみません。
梨々子の結末はちょっと予想がついたんだけど、40代の私はいまだに彷徨い中。梨々子の心境にまでは、まだまだ到達できそうにありません(苦笑)
2010-12-02-09:28 * - [ 返信 * 編集 ]

No title

宮下さんの本を置いてない図書館多いですよね^^;
「コイノカオリ」ってタイトルの本に、宮下さんの作品が入ってましたよ。アンソロジーっていうのかな??いろいろな作家さんの作品が入ったヤツです。
本書は、誰もが考えるであろう、悩みが描かれてますよ。だから、途中でキツクなってしまったのかな?
2010-12-03-09:52 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

実は読んでます(てへ^^)。既に返却したのですがその前にメモだけは残しました。近いうちに記事にはしようと思っていますが・・・そんなメモがたまっているんだなぁ(苦笑)。
私は夫のことよりもタイプの違う子どもたちのことでガシガシ心を鷲掴みでしたよ。学校から呼び出されたときのこととか。ボロボロ泣きながら梨々子の対応を読みました。あとはアサヒとのこと♪私だったらその時の勢いにもよるけど、一緒に行ってしまいそうだなぁ(おいおい^^;;)。梨々子の決断は泣きながら読んでしまいました。
おお、私も立派な宮下さんファンになってきたかな?!^^
2010-12-07-23:11 * 紅子 [ 返信 * 編集 ]

No title

早く、紅子さんの記事読みたいです~~!!待ってますよ!!

同じ様に育てたのに、全く違う性格の2人の子供。。。
切なかったですよね。私も胸がグググ・・・ってなってました。↑で触れようかと思ったけど、書いてたらもの凄い量になってたので、諦めましたけど^^;
アサヒの事ね~~。分からんでもないけど、「どうよ??」って思ったなぁ~~。でも、逃げたくなる気持ち分かるわぁぁぁ・・・

紅子さんも宮下さん読んでいると思うと嬉しく思います。
でも、本書って新刊なのに・・・さすが早いですね~~。

クマがキリンにならないように、、、紅子さんの記事待ってますね^^
2010-12-09-14:31 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]