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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

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バイバイ、ブラックバード 【伊坂 幸太郎】

<読んだきっかけ>
気になる作家さん。
新刊は「とりあえず読みたい」といった感じ。
 

<あらすじ>
星野一彦は2週間後に『あのバス』に乗せられ、怖い所に連れていかれる。
その2週間の間に逃げないように監視についたのが繭美。
繭美・180cm 180kg 口が悪く、怖い。
 
一彦は連れて行かれるまでの2週間に、付き合ってきた女性とお別れしたいと言い出す。しかも5人。
1、廣瀬 あかり 一彦がジャンボラーメンを完食したら、別れる事に・・・
2、霜月 りさ子 シングルマザー。運の無い女。先日も車を当て逃げされていて・・・
3、如月 ユミ 一人キャッツアイ。高い建造物の屋上から、ロープをつたい部屋に侵入する・・・
4、神田 那美子 ガンかもしれない女性。検査結果は、一彦が別れを告げた翌々日、分かるのだが・・・
5、有須 睦子  女優。別れ話に納得しない。
 

5股男・一彦の一方的な別れ。
しかも、別れの理由は「180cm・180kg口も性格も悪い繭美と結婚する」。
それぞれの反応は??
 
一彦が連れて行かれる『あのバス』とは、行き先は!??
 

 
 
<ネタバレ&感想>
『あのバス』って、何だろう?とか
どこに連れて行かれるんだろう?とか、
読みながら(読み終えても)、不明な点が多いが面白かった。
 
お人好しで、不思議な一彦。
常に一彦を監視している繭美。
そして、別れを告げられた5人の女たち。
いや~~~~。繭美が濃い!!!そして怖い。

 
↓よりチョット内容に触れます。
 
 
 

一彦と繭美のコンビで、一彦の付き合っていた女性の所に行く。
一彦は5股していて、しかも悪気の無い5股。
それぞれの女性と出会い、自然に付き合うようになった。。。ナチュラルだけど、5股って罪だよね^^;
 
そして、それぞれの女性に別れを告げる。
「繭美(180cm・180kg)と結婚するから別れてくれ」と。
本当は結婚するんじゃなくて『あのバス』で、どっかに連れて行かれるのだが・・・
すると、女たちはそろって
「あれも嘘だったんでしょう~」と言う。そろいもそろって(笑)
(↑この辺の伊坂さんのセンスが好きです)
それで、、、、あとはそれぞれの女性との別れのエピソードなのだが・・・
 
伊坂さん独特の
話の前半(最初の方)でも持ち出した小道具をラストの効果的なところで、再登場させる!!
それに気付いた時、ジワーンと来た(笑)
分かっちゃいるんだけど、ニクイ演出だよなぁ~~~。
分かっちゃいるのに、泣き笑いな感じ。
 
好きな話は女優・有須 睦子の話。(多分、この話が好きな人は多いはず)
女優になった理由は近所のガキに「お姉ちゃん綺麗だから女優になれば?」と言われたから。
その近所のガキの夢は「パンになる事」らしい。「美味しいパンになれると良いなぁ」と返したが・・・
・・・もう、くぅ~~~ってニヤケながら、胸が締め付けられそうな・・・感じでした。
 
 
でも、好きな登場人物は、、、
繭美も好きだけど、、、
一人キャッツアイの「如月 ユミ」も、好きだなぁ~。
このつかみ所の無さが、良かった。
「わが道を行くユミ」好きだな。ホント、周りに流されず「我が道」を歩んでました。
ある意味憧れますね。
 
何度も再読したくなる本でした。
返すまで、何回も読みましたし、まだ読みたい感じ・・・
 
 
太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った物語。らしいのですが、、、こうなったら、太宰の「グッド・バイ」も読みたくなった。
 
 
 
お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆


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最終更新日 : 2019-08-11

No title * by べる
同時期に出た『バイバイ、ブラックバードをより楽しむために』の中に太宰の『グッド・バイ』が収録されてますよ。両方併せて読まれると、より楽しめると思います。繭美ちゃん強烈でしたよねぇ・・・。

No title * by 金平糖
本作も、第二期作品といった観で、様々な実験的試みを感じました。
『一人キャッツアイ』という表現に、一人ツボりましたよ(*・∀-)☆
本書を読んでからは、テレビでマツコ・デラックスさんをお見かけするたび、内心(繭美だ)って、つい呟いてしまいます。
トラバ返しさせて下さいね♪

No title * by わぐま(*^。^*)
べるさん。
『バイバイ、ブラックバードをより楽しむために』図書館で、検索したら無かったです。リクエストしようかな・・・。
繭美ちゃん。強烈すぎ!!でも、こーいった人物が物語を楽しくしてるんでしょうね・・・

No title * by わぐま(*^。^*)
金平糖さん。
そうそう!!私もマツコ・デラックスさんを観ると「ま~ゆ~み~だ!!」って、心の中でつぶやいてます(笑)
第二期作品ね・・・。作家さんもいろいろとチャレンジなさってるのね。
トラバ返しありがとうございます。

No title * by く~みん
これは、楽しめました
あのバスはどうなったのか…あれからマツコ、いや繭美は…?
気になります
やっぱ、伊坂さん出ると読まずにはいられません!
私も再読したい!!=もう一度ゆっくり読みたいなぁ
トラバさせて下さいね~

No title * by わぐま(*^。^*)
読後に、もう一度(何度も)「もう一回読みたい」って思わせますよね。
伊坂さん作品っていろいろあるけど、こーいったのは本当に好きです。だから、新刊が気になってしまうんですよね~~~。

あの続きはどうなったんだろう??って想像すると・・・
バスに追いついたとして、その後マツコいや繭美は?とか、一彦の運命は? まさか、マツコとくっつくの!??
それとも、二人であのバスに乗って連れて行かれる??
とか、妄想は無限です(笑)
読者がそれぞれ想像して・・・って、面白いですよね^^

トラバありがとうございます。

No title * by やっくん
そうだったんですねぇ~![ゆうびん小説]というのは知っていましたが、太宰治の未完の絶筆『グット・バイ』のオマージュ作品だとは、わぐまさんのレビューを読むまで気づきませんでした(>_<)
ただ、ここ何作かの伊坂作品とは違って、なかなか面白かったと私は思いましたぁ~♪

No title * by わぐま(*^。^*)
私もこーいった伊坂さんは好きです。
あぁ・・・太宰の「グッド・バイ」忘れてたわwww
読まなきゃ!!

No title * by 音道
伊坂幸太郎のファンではないのに、新刊が出ると‘おっ!’と気になっちゃうし、とてもとても気になる作家さんなのです。
本(内容)よりも、伊坂幸太郎という人が気になるのかもしれません。できるのなら会って話してみたいくらい。
結局あのバスとはなんなのかわからないし、私は絶対に乗りたくない><

No title * by わぐま(*^。^*)
私も、伊坂さんの新刊は気になります。
伊坂さんの本で苦手な分野もあるのにね^^;

結局「あのバス」の正体も、どこに連れて行かれるかも、明確には書いてないんだけど、この終わり方でも良いっか~~~って思わせるところが凄いと思いました。
私も乗りたくないけど、興味あるなぁ。

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同時期に出た『バイバイ、ブラックバードをより楽しむために』の中に太宰の『グッド・バイ』が収録されてますよ。両方併せて読まれると、より楽しめると思います。繭美ちゃん強烈でしたよねぇ・・・。
2010-09-21-07:46 * べる [ 返信 * 編集 ]

No title

本作も、第二期作品といった観で、様々な実験的試みを感じました。
『一人キャッツアイ』という表現に、一人ツボりましたよ(*・∀-)☆
本書を読んでからは、テレビでマツコ・デラックスさんをお見かけするたび、内心(繭美だ)って、つい呟いてしまいます。
トラバ返しさせて下さいね♪
2010-09-21-10:14 * 金平糖 [ 返信 * 編集 ]

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べるさん。
『バイバイ、ブラックバードをより楽しむために』図書館で、検索したら無かったです。リクエストしようかな・・・。
繭美ちゃん。強烈すぎ!!でも、こーいった人物が物語を楽しくしてるんでしょうね・・・
2010-09-22-11:20 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

金平糖さん。
そうそう!!私もマツコ・デラックスさんを観ると「ま~ゆ~み~だ!!」って、心の中でつぶやいてます(笑)
第二期作品ね・・・。作家さんもいろいろとチャレンジなさってるのね。
トラバ返しありがとうございます。
2010-09-22-11:23 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

これは、楽しめました
あのバスはどうなったのか…あれからマツコ、いや繭美は…?
気になります
やっぱ、伊坂さん出ると読まずにはいられません!
私も再読したい!!=もう一度ゆっくり読みたいなぁ
トラバさせて下さいね~
2010-09-25-19:52 * く~みん [ 返信 * 編集 ]

No title

読後に、もう一度(何度も)「もう一回読みたい」って思わせますよね。
伊坂さん作品っていろいろあるけど、こーいったのは本当に好きです。だから、新刊が気になってしまうんですよね~~~。

あの続きはどうなったんだろう??って想像すると・・・
バスに追いついたとして、その後マツコいや繭美は?とか、一彦の運命は? まさか、マツコとくっつくの!??
それとも、二人であのバスに乗って連れて行かれる??
とか、妄想は無限です(笑)
読者がそれぞれ想像して・・・って、面白いですよね^^

トラバありがとうございます。
2010-09-27-09:10 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

そうだったんですねぇ~![ゆうびん小説]というのは知っていましたが、太宰治の未完の絶筆『グット・バイ』のオマージュ作品だとは、わぐまさんのレビューを読むまで気づきませんでした(>_<)
ただ、ここ何作かの伊坂作品とは違って、なかなか面白かったと私は思いましたぁ~♪
2011-02-20-14:29 * やっくん [ 返信 * 編集 ]

No title

私もこーいった伊坂さんは好きです。
あぁ・・・太宰の「グッド・バイ」忘れてたわwww
読まなきゃ!!
2011-02-21-12:19 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

伊坂幸太郎のファンではないのに、新刊が出ると‘おっ!’と気になっちゃうし、とてもとても気になる作家さんなのです。
本(内容)よりも、伊坂幸太郎という人が気になるのかもしれません。できるのなら会って話してみたいくらい。
結局あのバスとはなんなのかわからないし、私は絶対に乗りたくない><
2011-05-28-23:40 * 音道 [ 返信 * 編集 ]

No title

私も、伊坂さんの新刊は気になります。
伊坂さんの本で苦手な分野もあるのにね^^;

結局「あのバス」の正体も、どこに連れて行かれるかも、明確には書いてないんだけど、この終わり方でも良いっか~~~って思わせるところが凄いと思いました。
私も乗りたくないけど、興味あるなぁ。
2011-05-29-13:19 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]