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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

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オリンピックの身代金 【奥田 英朗】

<読んだきっかけ>
新刊が出たら、読みたい作家さん。


<あらすじ>
昭和39年。東京オリンピック。
オリンピックの準備に沸きあがる最中で爆破事件が相次ぐ。
そして、警察に届いた「オリンピックを妨害する」との脅迫状。

警察は事件が表に出ないように捜査する。
そして、浮かび上がった一人の容疑者。


<ネタバレ&感想>
奥田さんっていうと、伊良部先生シリーズみたくちょっと皮肉ったコメディっぽい話。
またまた「邪魔」のような、深刻な話。
つまり、笑える話と・シリアスな話に分かれる気がします。

本書は後者の方でした。

おぞましいと言いますか、、、息を飲み込む、、、そんな感じ。


正直に言いますと。
昭和39年・東京オリンピックなんて、生まれてないし、知らない!
親からも、その頃の話を聞いてないし、、、、
どうも、読んでもピンと来なかった。
読めば分かるんだけど、想像も出来るんだけど、なんだか別の世界(遠い世界)で起こっているような。そんな感じ。
でも、私の親の世代の話だと思うと、近い感じ。でも、読むとかなり昔な感じ。


↓チョット内容に触れます。



東京オリンピックのせいで、過酷な労働を強いられる人々。
表舞台の華やかな裏では、犠牲になっている人々もいる。。。そして、暴走してしまう若者。

人の感情の動きがリアルに丁寧に描かれていて、怖かった。
事件はいきなり起こるワケじゃなくて、少しずつ「何か」がずれて発生する。


読後、しばらく考えました。。。
昭和39年の東京オリンピック。表舞台と、裏の過酷な労働。。。。
よくよく考えると、今もそんな感じなのかな~。と、思う。
お金持ちは環境の整った中で、エリートコースを進み、、、
貧乏な人々は、「ハケン」など 働いても働いてもお金が貯まらない。
どんどん広がる「格差社会」。

悪い意味で、昭和39年と今って変わらないなぁと思いました


分厚くって、聞きなれない言葉が多かったり、その頃の時代を想像するのが大変でしたが、、、
読後にも、かなりの疲労感でしたが、、、
なんだか、ココロに残ってしまう本でした。

参考までに、
東京オリンピックを「生で体験した人」の本書の感想を聞いてみたいです。


今回は真面目に読む過ぎて疲れてしまったので、
次回は奥田さんの「笑える話」っぽのを読みたいですね。

お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★☆☆

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最終更新日 : 2019-08-11

No title * by 紅子
一度借りておきながら読めずに返却した本ですな、これ^^;;しかし面白そうな感想を多く目にしたので、開架に並んでいたら借りると思います。時間がかかりそうだし、気合入れて読まないと駄目な内容のようですね^^;

No title * by たら
同じ年に、大きな地震があって、
数日後に私の弟が生まれたのですけど
水もなく、お産も大変だったらしいですよ。
遠い昔のような感じですが、、、。
あのころより今は希望がないかも。
昭和の時代っていろんな工夫をして遊んだり生活したり
けっこう気持ちは豊かだったのかもしれませんね。
どんな舞台にも表と裏があるんだね、、。

No title * by わぐま(*^。^*)
紅子さん。
本書を読み終えるのに、私はかなりの時間がかかりました。
内容も濃いし、分厚いし・・・。
気合入れて読んで下さい(笑)

No title * by わぐま(*^。^*)
たらひらさん。
「水不足」についても、出てましたね。。。節水で水を使える時間が決まっていたとか・・・

私も、昔の方が夢や希望があったように感じられます。今の子供が大人になった時、どう感じるんだろう?

No title * by 金平糖
東京オリンピックを生で体験した世代はもう還暦を越えていらっしゃる方が大半でしょうね。1959年生まれの奥田さんも、記憶があるのかしら…?
私は、今回の石原都知事の大失態への憤りが本書によって沸々と…といった感じでした。無駄にした税金も公表されている額だけでもすごいし…。
トラバさせて下さいね。

No title * by わぐま(*^。^*)
確かに!!そんなにムダに税金使えるなら他に使え!!っていった所でしょうか?
昭和39年。その時代は知らないけど、なんだかいろいろと感じられる小説でした。
トラバありがとうございます。

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No title

一度借りておきながら読めずに返却した本ですな、これ^^;;しかし面白そうな感想を多く目にしたので、開架に並んでいたら借りると思います。時間がかかりそうだし、気合入れて読まないと駄目な内容のようですね^^;
2009-10-29-22:01 * 紅子 [ 返信 * 編集 ]

No title

同じ年に、大きな地震があって、
数日後に私の弟が生まれたのですけど
水もなく、お産も大変だったらしいですよ。
遠い昔のような感じですが、、、。
あのころより今は希望がないかも。
昭和の時代っていろんな工夫をして遊んだり生活したり
けっこう気持ちは豊かだったのかもしれませんね。
どんな舞台にも表と裏があるんだね、、。
2009-10-30-09:01 * たら [ 返信 * 編集 ]

No title

紅子さん。
本書を読み終えるのに、私はかなりの時間がかかりました。
内容も濃いし、分厚いし・・・。
気合入れて読んで下さい(笑)
2009-10-30-09:06 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

たらひらさん。
「水不足」についても、出てましたね。。。節水で水を使える時間が決まっていたとか・・・

私も、昔の方が夢や希望があったように感じられます。今の子供が大人になった時、どう感じるんだろう?
2009-10-30-09:09 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

東京オリンピックを生で体験した世代はもう還暦を越えていらっしゃる方が大半でしょうね。1959年生まれの奥田さんも、記憶があるのかしら…?
私は、今回の石原都知事の大失態への憤りが本書によって沸々と…といった感じでした。無駄にした税金も公表されている額だけでもすごいし…。
トラバさせて下さいね。
2009-11-02-08:01 * 金平糖 [ 返信 * 編集 ]

No title

確かに!!そんなにムダに税金使えるなら他に使え!!っていった所でしょうか?
昭和39年。その時代は知らないけど、なんだかいろいろと感じられる小説でした。
トラバありがとうございます。
2009-11-03-09:33 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]