2009-01-15 (Thu)
15:08
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<読んだきっかけ>
好きな作家さん?というか、気になる?? 作家さんなのです。
<あらすじ>
昭和37年。ヤスさん28歳の秋、ヤスさんは父親になった。
幼い頃、家庭のぬくもりに飢えていた、ヤスさんが初めて触れた「ぬくもり」
子供には「旭」と名付けた。
<ネタバレ&感想>
重松さんってなんとなく、暗いイメージ、、、
暗いんだけど、切ない、、、ほろ苦いイメージでした。。。
でも、この本。「昭和」でしたね。
決して裕福では無いが、家庭の親の愛にあふれてました。
泥臭いけど、幸せいっぱいの・・・愛に満ちた本だと思います。
↓からはネタバレになります。
美佐子が亡くなり、アキラと二人になったヤスさん。
幼馴染や、仲間に、みんなに育てられたアキラ。
幼い頃は母を恋しがったり、思春期にはグレたり、、、と王道なんだけど、そんな事件や悩みもヤスさんと、仲間が見守ってくれていて、暖かさを感じました。
そして、アキラが東京に出て行ってしまう。。。
その時の、ヤスさんの心の動きの描写ば良かった。。。泣けた。。。。
泣ける事が良かったワケじゃなく、「父親」の複雑な心境。切なかったです。
親の愛情の深さ。
親ってデカイんだな・・・って、思いました。
雲海和尚やたえ子さんのキャラも良かった。
雲海和尚・たえ子さん・職場の仲間や飲み仲間。。。人と人のつながりが良かったです。
自分の親がヤスだんだったら???
とか
職場の上司だったら?とか、義父がヤスさんだったら???
とか、読後に考えてました。
お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆
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最終更新日 : 2019-08-11
No title * by わぐま(*^。^*)
金平糖さんは最初はヤスさん目線だったんだ・・・。
私は子供がいないせいか?アキラ目線で読むことが多かったかな。
でも、ヤスさんの「ぬくもり」にふれるたび、涙でそうになってた。
トラバありがとうございます。
私は子供がいないせいか?アキラ目線で読むことが多かったかな。
でも、ヤスさんの「ぬくもり」にふれるたび、涙でそうになってた。
トラバありがとうございます。
No title * by 紅子
昭和でしたねぇ~。平成というこの新しい時代ではこんな人間関係は作れないんじゃないか?という悲しさも覚えてしまいましたが。親子だけでなく周りの人たちにも育てられるという環境、私の周りでも作って欲しい!!(他力本願^^::)TBさせて下さいね。
No title * by わぐま(*^。^*)
そうですよね。残念ながら、平成の今では感じられない近所付き合いが描かれてましたね。
親子の関係も、周りの大人もなんか好きでしたね~~。
トラバありがとうございます。
親子の関係も、周りの大人もなんか好きでしたね~~。
トラバありがとうございます。
重松さん、父親を欠かせたら本当にうまいなぁとしみじみ思いました。
トラバさせて下さいね。