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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

Top Page › お気に入り度 ★3つ › 黙過 【下村 敦史】
2021-01-25 (Mon) 15:31

黙過 【下村 敦史】

黙過 【下村 敦史】
<読んだきっかけ>
ブロ友さんおススメの本。

<あらすじ>
5つの短編。
交通事故で運び込まれた青年。
青年は一刻も早く肝移植が必要な状態なんだけど、そう都合よく肝臓が手に入らない。
また「死後、移植の為に臓器を提供します」と書いたドナーカードを持っており・・・
のなら、臓器提供をしてもらうべきなのでは?と進藤准教授。
その反対派・都薫子准教授。
しかし患者の青年が突然、姿を消す。。。

パーキンソン病で自宅療養していた父親が詐病だった。

養豚場の出産間際の豚が姿を消した。

細胞研究所の研究員が自殺をした・・・


<ネタバレ&感想>
1話目の移植の話、すんごい面白かったのになんだか中途半端で終わってしまい・・・
次の話、詐病の話もなんだか中途半端。
なら3話目は!!とコレも中途半端。
な~んだか、どれもこれも中途半端な感じで、
ツマンナイからもう読むのを止めようかな?
せめて最後の話だけでも読もうかな?
と思い、最後の話のページをみてみると
*前知識が必要なので、必ず他の4篇の読了後のお読みください。
との事。
もぉ、そーいう事ね!
と、「中途半端」だからと思い、流しで読んでいたのを再読し、4篇きっちりと読みました。

おぉ・・・完璧だ!
今までのモヤモヤを全て解消してくれた。凄いのね、下村さん。

肝心の内容&感想ね。
命の重さ。人間と動物では重さが違うのか?
豚・牛・鶏などは、命を頂いている人間だが、じゃあ犬や猫は?
う~ん、私が思うのに・・・
犬や猫は、ペットとして飼われてるでしょ。
養豚場の豚は、いつか食べる(出荷される)為に飼われてるワケでしょ。
ペットで豚を飼ってる人は、ペットの豚を食べないでしょ^^; 
その違いじゃないのかな?
何千年も何万年も先・・・
人間より知能が高く、体も大きい生物が現れたら・・・
人間も飼育される日がくるのかもね(笑)で、ソイツ等が人間を食べる生物だったら??
と、時代が変われば「飼う側」と「飼われる側」が変わるのかもね。

あと、最初の話なんだけど、
肝移植が必要な患者がいる。しかし、すぐに肝臓は手に入らない。
肝臓を待つべきなのか?
それとも、この患者の他の臓器を提供すれば多数の命が救える。
どちらを取るか?
などなど、「命」の話。

なんだけど、、、な~んか変な方向性だなぁ^^; 

小説としては面白いけど、「倫理的にどうよ?」って思ってしまった。

下村さんって、やっぱ凄いのね。
他のも読んでみよ~っと

お気に入り度
★★★☆☆



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最終更新日 : 2021-01-25

No Subject * by hito
下村さん、今、別の本を予約しています。
本書も気になります。
少しずつ読んでいきたい作家さんですね!

No Subject * by べる
命が助かるならば〇〇の臓器でも移植して欲しいかとい
われると、ちょっと私なら躊躇しちゃうと思います。
でも、それが家族の命だったら(本人は死に瀕している
状態)、どんな方法でも助けて欲しいと思ってしまうか
も・・・とか、いろいろ考えさせられました。
私も、前半の作品はなんか中途半端な読み心地だなぁと
思っていたのですけど、最後まで読んで納得の一作でした。
まずまず好感触だったようで、ほっとしました(笑)。

No Subject * by おんだなみ
中途半端だな~と言う4編が、5編目で解決するんですか、
それを知らないと、途中で放棄してしまうかもですね。
でも、それって面白そうです。
命の重さって変則的ですよね、同じ人間でも違うし、
ましてや、人と動物となると更に複雑です。
藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」と言う短編マンガでは
その辺の矛盾を皮肉っています。

hitoさん * by わぐま
hitoさん
うん、下村さん良いです!
・・・と言ってもまだ3冊しか読んでないけど^^;

私も少しずつ読んでいきま~す。

べるさん * by わぐま
べるさん
そうそう、○○の臓器って、倫理的にどうよ?ってドン引きしました(笑)
私も自分なら拒否したい。でもそれが家族の命だったら?を考えた時、やっぱ自分がされてイヤな事は、家族にもやったらダメなのかな?と思いました。でもそれが幼い子供だったら?って思うと複雑かも。
な~んかね、いろいろ考えさせられました。
そうそう、前半はね中途半端なんだよね^^; 
でも、最後の回収が凄い!!
こーいう、完璧な構成のは好きですよ^^ 

読んでる前半は、べるさんはこんな本が好きなのか?と「べるさん変わった本が好きなんだなぁ」って思ってたけど、最後まで読むと納得!!「べるさんスゲー!!」って思った(笑)

おんだなみさん * by わぐま
おんだなみさん
そうそう、前半がイマイチだったから挫折しそうになりましたよ^^;
構成は、かなり面白い本だと思います。

ね、命の重さね。同じ人間でも違いますよね。
動物となると・・・複雑でした。
藤子・不二雄さんのマンガ、知らないです。でも、面白そうですね。

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No Subject

下村さん、今、別の本を予約しています。
本書も気になります。
少しずつ読んでいきたい作家さんですね!
2021-01-25-19:30 * hito [ 返信 * 編集 ]

No Subject

命が助かるならば〇〇の臓器でも移植して欲しいかとい
われると、ちょっと私なら躊躇しちゃうと思います。
でも、それが家族の命だったら(本人は死に瀕している
状態)、どんな方法でも助けて欲しいと思ってしまうか
も・・・とか、いろいろ考えさせられました。
私も、前半の作品はなんか中途半端な読み心地だなぁと
思っていたのですけど、最後まで読んで納得の一作でした。
まずまず好感触だったようで、ほっとしました(笑)。
2021-01-25-22:02 * べる [ 返信 * 編集 ]

No Subject

中途半端だな~と言う4編が、5編目で解決するんですか、
それを知らないと、途中で放棄してしまうかもですね。
でも、それって面白そうです。
命の重さって変則的ですよね、同じ人間でも違うし、
ましてや、人と動物となると更に複雑です。
藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」と言う短編マンガでは
その辺の矛盾を皮肉っています。
2021-01-26-09:43 * おんだなみ [ 返信 * 編集 ]

わぐま hitoさん

hitoさん
うん、下村さん良いです!
・・・と言ってもまだ3冊しか読んでないけど^^;

私も少しずつ読んでいきま~す。
2021-01-26-14:06 * わぐま [ 返信 * 編集 ]

わぐま べるさん

べるさん
そうそう、○○の臓器って、倫理的にどうよ?ってドン引きしました(笑)
私も自分なら拒否したい。でもそれが家族の命だったら?を考えた時、やっぱ自分がされてイヤな事は、家族にもやったらダメなのかな?と思いました。でもそれが幼い子供だったら?って思うと複雑かも。
な~んかね、いろいろ考えさせられました。
そうそう、前半はね中途半端なんだよね^^; 
でも、最後の回収が凄い!!
こーいう、完璧な構成のは好きですよ^^ 

読んでる前半は、べるさんはこんな本が好きなのか?と「べるさん変わった本が好きなんだなぁ」って思ってたけど、最後まで読むと納得!!「べるさんスゲー!!」って思った(笑)
2021-01-26-14:12 * わぐま [ 返信 * 編集 ]

わぐま おんだなみさん

おんだなみさん
そうそう、前半がイマイチだったから挫折しそうになりましたよ^^;
構成は、かなり面白い本だと思います。

ね、命の重さね。同じ人間でも違いますよね。
動物となると・・・複雑でした。
藤子・不二雄さんのマンガ、知らないです。でも、面白そうですね。
2021-01-26-14:24 * わぐま [ 返信 * 編集 ]