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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

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行方 【春口 裕子】

行方 【春口 裕子】

<読んだきっかけ>
ブロ友さんが紹介していたから。

<あらすじ>
母・妙子は、パートの残業で娘・琴美の幼稚園のお迎えに遅れてしまう。
遅れながらも急いでいくと、琴美は別の母親が連れて帰ったという。
星野恋文ちゃんの母・朱里が、連れて帰ったという。

朱里たちが行ったという公園に急いでいってみるが、
3人の姿は無く・・・

やがて、恋文を連れた朱里に出くわすが、
琴美は見つからず・・・

<ネタバレ&感想>
なんか、感情がものすごい!
春口さん、読んだことあるんだけどあんまり印象に無いのよねぇ。
でも、本書はインパクト大!

3歳の娘・琴美が行方不明になる。
んだけど・・・

琴美を半ば強引に連れていった、朱里には「ムカつく」以上の腹立つ感情しかない。
何なの、コイツ!??
でも、朱里を責めたって琴美は帰って来ない。

姑・登紀子にもムカついた!
「ばばあ、とっとと帰れ!!オマエでグチャグチャ言う資格ない!!」
って(笑)

で、時は飛び22年後。
うん、こっからの話は予想通りの展開。
だから、驚きはしなかったんだけど・・・

母の愛って、凄いんですね。
娘の幸せを最優先かぁ・・・

いろんな人の苦悩が、読んでいてどれも共感出来るのが辛かった。
最後に朱里には不幸になって欲しいと思った(笑)

ネタバレになります。




22年行方不明だった琴美が全て知った上で、
実家に戻ってくる。
緊張と戸惑いと、、、いろんな感情の中で、
家に一歩踏み入った瞬間に「あ、この匂いだ」って思う瞬間がある。

私にも似た経験がある。
私は親の仕事の都合で、幼稚園に入ってすぐの7月に海外に行った。
3年間、海外にいた。
幼稚園に入る頃の記憶って、曖昧で記憶も飛び飛び。
だが帰国し、タクシーで家まで帰る道のりで
「あ!ココだ!!」って家の近くの交差点で、
頭ん中に何かがビビビ・・・って走った。
幼い頭ん中で、無意識の覚えてたんでしょうねぇ。
その時の衝撃が、今でも忘れらえません。

風景とか匂いとか味とか、、、無意識に自分の中にあるものって、あるんですよね。

感想が反れてしまった。
うん、先が気になって、寝る間を惜しんで読んだ。
お陰で睡眠不足です。
人の感情が丁寧に描かれてると思いました。

お気に入り度
★★★☆☆
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最終更新日 : 2019-08-11

No title * by hito
朱里と姑、むかつくよね。
読みながら腹が立って仕方なかった。
登場人物の感情がリアルでついつい自分のことのように読んでしまいました。
こちらからもTBお願いします。

No title * by おんだなみ
匂いの記憶って、かなり深いですよね。
母の愛、色んな場面で感じます。
この紹介文見た時、似た様な小説があったよな~って思いました、
何だったっけ? ん~・・・思い出せません。

No title * by わぐま(*^。^*)
> hitoさん
そうそう、リアルだった。
前半は、主人公の妙子目線で読んだから、朱里と姑にムカつき(笑)
なかなか集中できて、面白い本を紹介してくれてありがとうございます。
TBもありがと~~~

No title * by わぐま(*^。^*)
> おんだなみさん
そう、匂いの記憶も凄い!!
普段は思い出さない、記憶の引き出しの奥に眠ってるのをイッキに引き出してくる。
う~ん、似たような小説ね。
まぁ、幼い子&母親のトラブルを描いたのは多そうですよね。
身近だし、描きやすい。
私は、ブロ友さんの紹介文を見た時「八日目の蝉」を思い出しました。

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No title

朱里と姑、むかつくよね。
読みながら腹が立って仕方なかった。
登場人物の感情がリアルでついつい自分のことのように読んでしまいました。
こちらからもTBお願いします。
2019-05-19-15:39 * hito [ 返信 * 編集 ]

No title

匂いの記憶って、かなり深いですよね。
母の愛、色んな場面で感じます。
この紹介文見た時、似た様な小説があったよな~って思いました、
何だったっけ? ん~・・・思い出せません。
2019-05-20-19:35 * おんだなみ [ 返信 * 編集 ]

No title

> hitoさん
そうそう、リアルだった。
前半は、主人公の妙子目線で読んだから、朱里と姑にムカつき(笑)
なかなか集中できて、面白い本を紹介してくれてありがとうございます。
TBもありがと~~~
2019-05-21-11:54 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

> おんだなみさん
そう、匂いの記憶も凄い!!
普段は思い出さない、記憶の引き出しの奥に眠ってるのをイッキに引き出してくる。
う~ん、似たような小説ね。
まぁ、幼い子&母親のトラブルを描いたのは多そうですよね。
身近だし、描きやすい。
私は、ブロ友さんの紹介文を見た時「八日目の蝉」を思い出しました。
2019-05-21-11:58 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]