2008-07-06 (Sun)
11:53
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<読んだきっかけ>
水森さんの「星のひと」という本で、すっかり惚れてしまったので、読みたくなってしまった。。。。
<あらすじ>
満月の夜、友人に崖から蹴り落とされたユキ。
一命はとりとめたものの、右足は元通りにならず、大好きなバスケが出来なくなった。
ユキに怪我を負わせた友人は姿を消し、代わりに現れたのは、、、、、
<ネタバレ&感想>
私の苦手なファンタジーというか、オカルト?っぽい感じもしたが、結構イケてた。
中学生のユキの危うい心の動きや自分でも「何にイラついてるのか、分からない」微妙な少年の心が痛い程、描かれてた。
私にもあった、モヤモヤしてた時。。。。
そんな心のモヤモヤと向き合ってる、ユキ少年。
切なかったです。でも、自然で素直で優しくて、、、まっすぐに生きようとしている姿に勇気をもらえたかな。
決して、キレイ事だけじゃなく、人間のもつ「裏のキタナイ心」とかも書かれてて、でもみんなそれぞれ懸命に生きていて。
ユキと綾瀬(ユキを蹴り落とした友人)の10年後を観て見たいですね。
オカルトというかファンタジー??まぁ、変な世界感で語られているシーンも多いので、ファンタジーとか苦手な人には向かないですけど、
ちょっとなので、私はOKでした。
お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆
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最終更新日 : 2019-08-11