2018-01-17 (Wed)
17:47
✎
刑罰0号 【西条 奈加】
<読んだきっかけ>
ブロ友さんが紹介していた本。
<あらすじ>
犯罪の加害者に、被害者の記憶を埋め込む機械「0号」
死刑に代わるシステムとして開発されるが・・・
<ネタバレ&感想>
要は、、、死刑制度に反対の人々が、
死刑に代わる、罰則は何か?と考えた時に・・・
被害者の脳を加害者に再生させれば良いじゃん!!ってなり・・・
(そんなことが、可能なのか知らないけど)
それが「0号」と呼ばれるもの。
で、ココからは少しネタバレになるのだが・・・
話は、どんどん大きくなっていく。
一度は動き出した「0号」なのだが、失敗に終わる。
しかし、0号を諦めてなかった助手の江波はるかは、ひそかに研究を続ける。
で、話は世界だ!テロだ!大きくなっていく。
まぁ、大きくなりすぎてビックリしたけど、
脳内の記憶の部分を他人に移植?するのって出来るの?
などなど、いろいろと思ってしまったが、
面白く読めた。
多少、難しい話もあったりして、「ハードル高い!」って思ったけど、読めた。
死刑制度に代わる、罰則ね・・・。
うん、アメリカみたく懲役125年とかにしちゃえば良いじゃん^^
で、減刑されることは一切なく、要は一生刑務所で暮らす。
タダで住めるんじゃなく、一生刑務所内で仕事して、一生刑務所から出れない!
が、一番辛くない?
それか、自分が犯した犯罪を同じ体験をさせる。
「目には目を。歯には歯を」ってヤツ。
と、感想から反れてしまいましたが・・・
一つの小説として、楽しめるし考える本でした。
でも、ちょっと難しいのよね・・・^^;
お気に入り度
★★★☆☆
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最終更新日 : 2019-08-11
No title * by わぐま(*^。^*)
> おんだなみさん
私も、その彼女をストーカーから守る。でも、真実はソイツがストーカーだった。って話好きでした。
あーいう、根底を揺るがすような話、好きなんですよね。
こーいう系統の話で、まとめるのかな?と思って読み進めて・・・話のデカサにビビリました。うん、もううそ臭さ満載だったけど、エンターテイメントとして受け入れようかと・・・。
現実味の無い話だけど、どっかで「出来るんじゃない?」って思ったりして・・・(笑)
難しいけど、楽しめた本でした。教えてくれてありがとうございます。
私も、その彼女をストーカーから守る。でも、真実はソイツがストーカーだった。って話好きでした。
あーいう、根底を揺るがすような話、好きなんですよね。
こーいう系統の話で、まとめるのかな?と思って読み進めて・・・話のデカサにビビリました。うん、もううそ臭さ満載だったけど、エンターテイメントとして受け入れようかと・・・。
現実味の無い話だけど、どっかで「出来るんじゃない?」って思ったりして・・・(笑)
難しいけど、楽しめた本でした。教えてくれてありがとうございます。
あ~、そう言えば、そこまで拡大しましたね~、
その辺から微妙に嘘っぽいと言うか、何かなぁ~って
何話か忘れましたが、彼女をストーカーから助ける主人公が、
実はストーカーだったと言うエピソードがあり、その倒錯感が面白かったです。
被害者家族からすると死刑では、心の安寧は得られないのでは無いかと思います、
個人的にはわぐまさんが言う、「自分が犯した犯罪を同じ体験をさせる。」
と言うのに賛成ですが、難しい課題ですね。