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クマの読書日記

小説と猫とお酒が好きな・・・ブログです。

Top Page › お気に入り度 ★4つ › たった一つの抱擁 【緋野 晴子】
2008-05-27 (Tue) 17:17

たった一つの抱擁 【緋野 晴子】

<読んだきっかけ>
このブログに遊びに来てくれたセイラさんが書かれた本。(「明日につづく文学」の方です。)



<あらすじ>
すれ違い、崩壊していく夫婦。だが妻は立て直し、失われてしまった抱擁を取り戻そうと、歩み寄ろうとする。
妻の日記形式になっていて、妻のココロの葛藤が、ココロの声が書かれてました。

夫婦になったら、男と女じゃなくなってしまうの???



<ちょっとネタバレ&感想>
感想。。。の前に、きっとこの記事を作家の方、ご自身にも読まれると思うのですが、
(さっき、「これから記事にします」コメを出した。。。) 思った事、正直に書きます。

夫婦、、、男と女。結婚してしまったら、「女」じゃないの?
付き合ってた頃は「頼れる男」だったのが、夫婦になったら「甘えん坊のガキ」になってしまって、、、
妻は「夫の雑用係」じゃない!
妻に休日は無いのか!? 1日のうちの数時間で良いから「自由になれる時間」が欲しいのに、夫はイイ顔しない、、、

と、いう感じの妻の心の叫びが、共感出来たし、
「夫婦は男と女じゃないのか?」は永遠のテーマだと思う。
だからこそ、重く、深い内容だった。

「妻」を自分目線でと、自分の母親目線で、見るのと違った。
「母親もこんな思いしたのかな?」って思ったら、切なくなってきた。

夫と妻の関係って、簡単そうに見えて複雑なんですね。
不安な時、ギュッって抱きしめてもらうだけでも安心するのに、なかなかそうは、ならない。。。
夫婦って難しいですね。

妻の日記形式なのですが、リアルに感じが、「妻の日記」なので、妻の目線で書かれてる為、時々読んでて辛かった。夫の話も聞いてみたくなった。
(一つの事件を知る時でも、いろんな目線からの意見を聞きたいから。)
ついでに子供は何を思ってたのか、も書かれてたらまた違った感想になったかもしれない。

「妻」と、今の私が同じ歳くらいなんですが、5年後・10年後・20年後に読んだら、また違った本になるだろうな・・・って、
女性の女としての、成長が楽しみになる本だと思います。


お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆

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最終更新日 : 2019-08-11

No title * by セイラ
わぐまさん、読んでいただいた上に、真摯な感想まで書いていただいて、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。自分で言うのも変ですが、実はこれ、けっこう切なく辛い本ですよね。私も書いてて疲れました。(笑)
夫婦の関係には生活面も精神面も性の面もある。さらにはそれぞれの生い立ちまで背負っている。
それらが絡み合って複雑な様相を呈してくるわけです。
始め、夫の心の声も書き入れていましたが、途中でやめて、妻を描くことに徹しました。煩雑になりすぎて焦点がボケてしまったからです。
物語ではなく、一人の女の心の軌跡を追うことだけで小説が成立するものかどうか不安でしたが、物語では描ききれない、女というものをとことん描きたかったのです。
結果、女は描きたいように描けたけれど、小説として課題は残ったように思いました。
とにかく、読者の感想を聞けるなどということは稀有なことで、著者にとっては大きな喜びです。
ほんとうに、ありがとうございました。感謝!

No title * by HITUJI☆
「崩壊していく夫婦・・・」
確かに夫婦になったら、恋愛の「愛」はあっても「恋」の要素は薄くなるし、ましてそれが続いたら・・・って考えたら、
ぅわー、ケンカの多いウチとしては、ちょっとヒトゴトでもない気がして是非読んでみたいです!

No title * by わぐま(*^。^*)
セイラさん。コメ読んで納得しちゃいました。。。
確かにね、、、テーマが重いだけに「サラサラ」は読めなかった。ちょっと、真剣に読んでしまったので集中してた分、疲れたかも。
でも、なんとも言えない読後感でしたよ。(良かった方のね)

「夫目線」が書かれてなかったのも、コメで納得。。。
確かに、ここまで「ひとりの女性」の心境を描かれたのは、珍しいかも、、、伝わってくる。。。迫力があった。。。
「夫の心の声」を入れるとボケてしまった、、、とありましたが、気になる。。。一般の読者としてみれば、ボツになったのも気になりますよね^^;

私もここでセイラさんと知り合えなかったら、読まなかっただろうし、読めて良かったですよ。
私の記事にもちゃんとお返事くれて、こちらこそありがとう。

本当にこの本、5年後10年後・・・読んでみたい。

No title * by わぐま(*^。^*)
ヒツジさん。。。そうなんですよ、夫婦って「男と女」?
「妻」のココロの声が響いてきましたよ。
私の「お気に入りブログ」の「明日けつづく文学」で、↑よりもっと詳しい本の内容が書かれてるので、良かったら見てみては??

No title * by 羊♪
わぐまさん、「明日につづく文学」のご案内ありがとうです!
早速行ってみますね♪

No title * by わぐま(*^。^*)
羊さん。本の冒頭の部分も紹介されてるので、楽しめると思いますよ。

No title * by セイラ
わぐまさん、また来ました。
お許しもなくこの記事をトラバさせていただきました。よろしく。

No title * by わぐま(*^。^*)
セイラさん。トラバありがとう(=^▽^=)

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No title

わぐまさん、読んでいただいた上に、真摯な感想まで書いていただいて、ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。自分で言うのも変ですが、実はこれ、けっこう切なく辛い本ですよね。私も書いてて疲れました。(笑)
夫婦の関係には生活面も精神面も性の面もある。さらにはそれぞれの生い立ちまで背負っている。
それらが絡み合って複雑な様相を呈してくるわけです。
始め、夫の心の声も書き入れていましたが、途中でやめて、妻を描くことに徹しました。煩雑になりすぎて焦点がボケてしまったからです。
物語ではなく、一人の女の心の軌跡を追うことだけで小説が成立するものかどうか不安でしたが、物語では描ききれない、女というものをとことん描きたかったのです。
結果、女は描きたいように描けたけれど、小説として課題は残ったように思いました。
とにかく、読者の感想を聞けるなどということは稀有なことで、著者にとっては大きな喜びです。
ほんとうに、ありがとうございました。感謝!
2008-05-28-00:31 * セイラ [ 返信 * 編集 ]

No title

「崩壊していく夫婦・・・」
確かに夫婦になったら、恋愛の「愛」はあっても「恋」の要素は薄くなるし、ましてそれが続いたら・・・って考えたら、
ぅわー、ケンカの多いウチとしては、ちょっとヒトゴトでもない気がして是非読んでみたいです!
2008-05-28-14:12 * HITUJI☆ [ 返信 * 編集 ]

No title

セイラさん。コメ読んで納得しちゃいました。。。
確かにね、、、テーマが重いだけに「サラサラ」は読めなかった。ちょっと、真剣に読んでしまったので集中してた分、疲れたかも。
でも、なんとも言えない読後感でしたよ。(良かった方のね)

「夫目線」が書かれてなかったのも、コメで納得。。。
確かに、ここまで「ひとりの女性」の心境を描かれたのは、珍しいかも、、、伝わってくる。。。迫力があった。。。
「夫の心の声」を入れるとボケてしまった、、、とありましたが、気になる。。。一般の読者としてみれば、ボツになったのも気になりますよね^^;

私もここでセイラさんと知り合えなかったら、読まなかっただろうし、読めて良かったですよ。
私の記事にもちゃんとお返事くれて、こちらこそありがとう。

本当にこの本、5年後10年後・・・読んでみたい。
2008-05-28-15:21 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

ヒツジさん。。。そうなんですよ、夫婦って「男と女」?
「妻」のココロの声が響いてきましたよ。
私の「お気に入りブログ」の「明日けつづく文学」で、↑よりもっと詳しい本の内容が書かれてるので、良かったら見てみては??
2008-05-28-15:25 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

わぐまさん、「明日につづく文学」のご案内ありがとうです!
早速行ってみますね♪
2008-05-30-13:46 * 羊♪ [ 返信 * 編集 ]

No title

羊さん。本の冒頭の部分も紹介されてるので、楽しめると思いますよ。
2008-05-30-20:04 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]

No title

わぐまさん、また来ました。
お許しもなくこの記事をトラバさせていただきました。よろしく。
2008-06-01-14:47 * セイラ [ 返信 * 編集 ]

No title

セイラさん。トラバありがとう(=^▽^=)
2008-06-01-15:55 * わぐま(*^。^*) [ 返信 * 編集 ]