2008-04-25 (Fri)
11:12
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<読んだきっかけ>
最近好きな作家さんなので・・・
<ストーリー>
人工中絶。がテーマとなってます。
セックスすれば、妊娠する。望まれた命なら、両親は喜ぶが、、、、
望まれない命の場合、待っているのは、人工中絶。
一つでも多くの命を救いたい、冬子は「天使の代理人」という組織を運営する。。。。
<感想>
重いです。。。冒頭に後期妊娠中絶のシーンがあるのですが、、、一度挫けました。。。
とてもじゃないけど、読めなかった。
2、3日して再び読みました。途中でも残虐なシーンがあります。。。
でも、テーマは人工中絶。妊娠する人もしない人も、妊娠を望む人も望まない人も。。。
決めるのは女なんです。
女って強いなぁ・・・と思いました。
この小説の中の1シーンで、お腹の中の赤ちゃんの父親が逃げてるシーンで「女は逃げられないのよ!」っていうシーンがあるのですが、「おぉ!!!」って感心しました。思わず、拍手!!!!
妊娠・生命の誕生の尊さ。伝わりました。
テーマが重いだけに、気軽にお奨めは出来ないけど、10代・20代と若い女性には特に読んでもらいたい本です。
お気に入り度(5つ星満点で・・・)
★★★★☆
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最終更新日 : 2019-08-11